「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」
新約聖書ヨハネによる福音書3章16節
この言葉は、神さまが私たちに約束して下さった言葉です。初めてこの言葉を聞く皆さんは、大変むつかしい言葉と思われるかも知れません。
ながい間、聖書を読んでいる人でも、この言葉を本当に理解することは、とてもむつかしい事なのです。けれども何度も何度も、根気よく読めば、必ず分かってくる言葉です。
私たちには、私たち自身のことについて、聞いてほしい事がいっぱいあると思います。悲しみ、痛み、悩みを私たちは、いつもいっぱい持っています。あまり沢山ありすぎて、毎日が「シンドイ」と思っておられる人が沢山おられるでしょう。気がついたら自分の事しか考えていない自分に気づいて、また「シンドク」なります。
そこで、聖書は私たちにこう語ります。
あなたたちの「シンドイ」時は、もう終わった。今や、新しい時がやって来た。だから私のいうことを聞いてほしいと、イエスさまはいうのです。自分のことを聞いてほしいと私たちはいつも思っている。それはとても大事な事ですが、その為には 相手のこともよく聞くということも大切でしょう。
イエスさまは、聖書を通して いつも自分の事も聞いてほしいと語っておられます。私たちは、この言葉に耳を傾けたいと思います。神さまの み言葉に私たちが耳を傾けるとき、私たちが聞いてほしいと思っている事が、実は神さまがすでに知っていて下さる事に気づかされます。これはとても不思議なことですが神さまの業というのは そういうものなのです。
聖書は決してやさしい本ではありませんが、しかし耳を傾けて読めば必ず聞こえてくるのが神さまの声です。是非あなたも 神さまの声に耳を傾けて下さい。私たちは毎週日曜日の礼拝において、神様の声を聞き続けています。ご来会を
心よりお待ちしております。