2024年 クリスマス
クリスマス礼拝   
12月22日(日)10時より 

子どもクリスマス  
12月22日(日)礼拝後 



  きょう ダビデの町で、あなたがたのために、救い主が お生まれになりました。
 この方こそ、キリストです

                         〈ルカによる福音書 2章11節)

  ユダヤのベツレヘムの近くで、いつものように土地のヒツジ飼いたちは、
こごえた手を こすりながら ヒツジのむれの番をしていました。
 ヒツジのむれをあらすオオカミや どろぼうから守るためです。
 あたたかい家の中で、家族そろって楽しい夜をすごしたいと、ヒツジ飼いたちは どんなに願ったことでしょう。でも 貧しいために、こうやって野じゅくしながら 朝まで しごとをしなければならないのです。

 この時、神さまの み使いが ヒツジ飼いたちに あらわれたのです。ヒツジ飼いたちは、自分たちのような まずしいものに 神さまの み使いが あらわれたので びっくりしてしまいました。
 でも み使いは、「おそれることは ありません。すばらしい よろこびを 知らせにきたのです。」と 告げたのです
  
救い主、キリストが お生まれになった よろこびの知らせは、ヒツジ飼いに、そして
わたしたち ひとりひとりに つげられたものなのです。
 
 

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クリスマスを待つ待降の時を 英語ではアドベントといいます。

アドベントはクリスマス前の4週間で
待降節と言われています。
それは私たちの救世主が来るということ。
   その前ぶれを聞いて、
信じて待つ時であります。



神戸再度教会では12月24日(日)10時から、クリスマス礼拝をします。
また24日の礼拝の後 子どもクリスマスをします。
ぜひ クリスマスを教会で過ごして下さい。

  

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天は神の栄光を語り告げ、大空は み手のわざを 告げ知らせる。
                         〈詩編 19章 1節)

とおい 大空に うかぶ月の世界を人間は発見したと さわいでいます。
でも これは 神さまが おつくりになった 大うちゅうの ほんのひとかけらにすぎません。月も、星も、太陽も、空気も 神さまの み手のわざです。
「大空は、神さまの手によって つくられました。」 いいえ、そればかりか わたしたちの からだも 心も、神さまが おつくりになりました。 神さまの手は、なんて すばらしい手でしょう。

  みなさん、ふたつの手を さし出してください。にほんの この手も、神さまから いただいたものです。人間はこの手で、ラジオやテレビをつくり、ひこうきや
うちゅう船も つくりました。

 イエスさまは、その愛の手で人を なぐさめ、人をたすけ、人を おすくいになりました。
  さあ、もういちど、みなさんの手を だしてください。この手で、よいものを作り
、よいものを書き、神さまを さししめしましょう。

「私たちは 神さまの作品であって、よい行いをするために キリスト・イエスにあって造られたのです。」

                              (エペソ2章10節)

昭和48年6月発行 「親と子の家庭礼拝 」 神戸再度筋教会 吉野丈夫・文